都市デザイン学部

この学びが、やがて都市の未来を拓く

これからの都市環境は、単なるインフラ整備にとどまらず、地域の自然や歴史文化、産業に根ざしたものが求められます。それには、従来のハード整備だけでなく、ハード?ソフトの両面から安全で安心、快適な都市を考え、地域の活力を創出していくことが必要です。
富山大学都市デザイン学部では、「地球科学」、「都市と交通」、「材料工学」の専門知識を融合させ、安全?安心な都市の創出と、地域創生が可能な人材の育成を目指します。高低差4000mという壮大で美しい自然を有し、海外にも知られる国内トップレベルの先進的な都市づくりを推進している富山を実践フィールドとして、都市デザインに必要な知識と技術を習得していきます。

学部長挨拶

都市デザイン学部で持続可能な社会をデザインしよう

都市デザイン学部長
安永 数明

都市デザイン学部の英語名称は、“School of Sustainable Design”といいます。 “Sustainable”は「持続可能な」という意味で、最近よく目や耳にするSDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)でも使用されている言葉です。そして“Design”は、計画?設計するプロセスや、そのプロセスを経て作り出されたものを表し、建築や芸術の分野では更に「創造的」といった意味も含みます。すなわち都市デザイン学部は、持続可能な社会の構築における様々な課題に対して、創造的な解決を図ることのできる人材の育成を目的としています。

都市デザイン学部の3学科は、それぞれの分野における専門的で深い知識を土台にして、社会?技術?環境の面から「持続可能な未来」を考えますが、しっかりとした専門性を身に付けた3年生の後半には、全学科が共同で(地域?社会)課題の発見?解決に取り組みます。ここではデータサイエンスの知識を共通の基盤として、3学科の異なる専門性を相互作用させることにより、現実的でありながらも創造的な解決策を創り上げることを目指します。

皆さんもこの学部で、そうした化学反応を通じた「未来の創造」に挑んでみませんか。

学科

  • 地球システム科学科
  • 都市?交通デザイン学科
  • 材料デザイン工学科