開設科目の紹介(個別最適化学習 の理論と実践) (映像メディア表現?デザイン基礎Ⅱ 現代美術表現を含む) デザインについて理解するためには、目的や機能を踏まえて事象や対象を捉える視点が必要です。その視点に立ち、中学校美術科のデザイン分野につながる専門知識?技能を深めるために、教科書に基づいた課題制作(シンボルマーク、模様のデザイン、立体を意識したデザインなど)を行います。 コンピュータを用いた加工もとり入れながら、幅広い学習内容をもとにデザイン表現の可能性を追求します。幼児と表現音楽科基礎A算数科基礎A(低?中学年) 小学校で算数を教える際に必要となる数学の基礎を学びます。特に、数、関数、方程式などについての理解を深めることを目的とします。数については、素数や約数の諸性質、商と余りの定理とその応用などを学びます。関数については、その定義を理解したうえで幾つかの具体例を考察します。方程式については、その仕組みを様々な角度から考えます。算数と数学へのさらなる興味をもたれることを期待します。12 幼児の表現(身体?音楽?造形)について学ぶ科目です。授業では、幼児の表現の事例を学んだり、その発達を促す遊びを実際に体験したりします。この写真は、幼児の造形表現の発達を促す教材作りを体験している様子です。 子どもたちに「楽しい!」と思わせる音楽科教育の裏には基礎的な学習の積み重ねがあります。音楽はあらゆる学問に通じる側面を持っており、幼児期から欠かせない要素です。この授業で楽典から歴史や演奏論まで幅広く学んで基礎的な力を身につけることが、音楽科教育の第一歩になります。 小学校理科では子どもたちが興味や関心をもって観察や実験に取り組むなかで、科学的に問題解決に取り組む授業が求められます。この授業では、小学校において理科の授業を行うために必要な知識と経験を身に付けるため、理科特有の内容である観察や実験を授業の中で安全に気を付けて実施する方法や、タブレットを用いた授業やプログラミング教育などについて学びます。これらの知識と経験を活用し、授業事例の分析だけでなく、指導案の作成、模擬授業など行いながら、興味関心をもって取り組める理科授業を行う力の育成を目指します。教授?学習心理学 この講義では、心理学の知見から明らかになった子どもの学習に関する基礎的な知識を身に着けることを目指します。そして、子どもの発達や能力?適性を踏まえた個別最適化学習を支える指導について基礎的な考え方を学びます。教師としての効果的な教授法を学ぶだけでなく、大学生として効果的に学ぶためにはどうしたらよいのか、講義を通して考えていきます。 初等理科教育法Ⅰ?Ⅱ
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