器械運動Ⅱ社会科基礎A初等図画工作科教育法Ⅱ この授業では、器械運動の指導法を学習する前提として、マット、とび箱、鉄棒の様々な技の習得を目指します。写真は、本学で開発された逆上がり練習器を使った練習風景です。 富山県?石川県に関する近年の地域研究の成果も踏まえながら、地域学習の比重の大きい小学校中学年(3?4年生)での社会科授業を組み立てていく力を養うことを目的とします。 社会科の3つの分野について、具体的には以下の内容とします。地理的分野では、身近な空間を経験する中から地理的知識を発見する方法、それを整理し理解する方法などについて体得します。歴史的分野では、初等中等教育における歴史教育の在り方と問題について認識を深めます。公民的分野では、初等中等教育において教える基本的概念を理解します。総じて社会科を支える各学問の基本的視角やその教育方法の理解を深めることを期待します。 この授業では、学校教育の現場における取り組みを想定した内容の紹介を目指して構成しています。特に小学校の低学年から高学年にかけての図画工作科の各領域の題材を実際に体験しながら、学習指導要領(新学習指導要領を含む)を踏まえた理論との関連を確認し、この教科で身に付けるべき学力について、考えていくことができるようにします。 日本の地勢や気候に伴う住居への対策や、サスティナブルデザインやSDGsを含めた都市環境の課題について紹介した上で、熱?空気?音?光の住環境要素と人間の反応を踏まえた環境制御方法について講義します。季節の変化に合わせた住環境の制御方法に関する解説を通して、快適で省エネルギーな住まいを創造する意義や方法を具体的に理解することを到達目標とします。住居学に関する基礎知識を習得し、建築環境工学の手法や設備を理解した上で、地球環境問題への住生活の関わりについて考察できるようになることを目指します。教育の思想と歴史(西洋) この講義では、「教育とはそもそもどんな営みか」、「子育てや学校はどう変化してきたのか」といった問いのもと、西洋における教育の思想と歴史を学習します。こうした学習を通して、教育学の各分野や各教科の教育を学んでいくための土台を固めるとともに、現代社会における教育や学校の意義?可能性?課題について批判的?創造的に考える力を養います。 住居学概論幼児と人間関係(社会性のつまずきと支援の現代的課題) 幼稚園の免許のために必要な保育内容の5領域の1つ、「人間関係」の専門的な内容を伝える授業科目です。金沢大学にも『幼児と人間関係』という科目がありますが、富山大学の授業では、発達のつまずきがどのような原因によって生じるのか、どのような発達支援が有効なのかについて、脳科学の研究成果も踏まえながら解説します。15
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