富山大学 医学部 学部案内2025
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カンファレンスでの指導風景超音波内視鏡を用いた膵臓?胆道疾患の診療12医学部における臨床実習卒後研修と専門医養成プログラム医師免許取得後2年間の初期研修では,一人ひとりのニーズに合わせて,附属病院あるいは協力病院での研修プログラムを提供しています。富山大学附属病院の特2年次までの基礎医学の知識の習得の後,3年次から臨床医学講義で臨床の知識を培います。その後4年次に行われる全国共用試験が終了すると,診療参加型臨床実習(クリニカル?クラークシップ)が始まります。学生は臨床実習生(医学)の称号を得て,講義や教科書で得た知識や技術をいよいよ実践の場で磨いていきます。まさに,これからの医師としての一生の修練の機会が始まるわけです。本学の臨床実習には,『患者は常に私たちの師である。』,『実習では常に患者を勉学の中心にしなければならない。』,『臨床実習は病気のみならず心身統一体としての人間を対象とする。患者の身になって自らを省み,絶えず感性と理性をみがく努力を怠ってはならない。』などのポリシーがあり,医学的な知識や技術のみならず,医師として必要な科学,教養,人間性について学ぶことができます。長の一つとして,オールラウンドな実力を身につけるプログラムや,目指す専門医に特化したプログラムなど,個人の目標に合わせたプログラムを自分自身で組めることが挙げられます。初期研修の内容やプログラムについては,卒後臨床研修センターが全面的にバックアップ,サポートします。卒後3年目以降の専門研修では,診療科に所属して専門的知識と技術を向上していきます。富山大学にはすべての専門領域における専門医養成プログラムが準備されており,臨床面でも研究面でも優れた医師を輩出する体制が整っています。医学科の臨床講座には,糖尿病?代謝?内分泌,リウマチ?膠原病,呼吸器?アレルギー疾患を扱う内科学(第一),循環器?腎臓疾患を扱う内科学(第二),消化器疾患を扱う内科学(第三),炎症性腸疾患内科,感染症学,皮膚科学,小児科学,神経精神医学,放射線診断?治療学,循環器(小児,成人)を扱う外科学(第一),呼吸器外科,消化器?乳腺?内分泌疾患と小児外科を扱う外科学(第二),脳神経外科学,整形外科?運動器病学,産科婦人科学,眼科学,耳鼻咽喉科?頭頸部外科学,腎泌尿器科学,麻酔科学,歯科口腔外科学,臨床分子病態検査学,和漢診療学,脳神経内科学,救急医学,臨床腫瘍学があります。さらに附属病院には,血液内科,形成再建外科?美容外科,リハビリテーション科,総合診GUIDANCE臨床医学の立場から

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