富山大学概要2021
3/52

 富山大学は、平成17年に旧富山大学、富山医科薬科大学、高岡短期大学が再編?統合し、16年目を迎えた全国有数の総合国立大学です。現在、9学部(人文?人間発達科学?経済?理?工?医?薬?芸術文化、都市デザイン)及び附属病院や和漢医薬学総合研究所など複数の教育?研究施設に、9,000名余の学生と2,200名余の教職員が在籍し、多様な分野での教育?研究?社会地域活動に幅広く活躍?貢献しています。 SDGs、人生100年時代、グローバル化、人口減少などの社会変化が訪れる中、我が国は課題先進国として、世界の国々が今後直面する課題にいち早く対応していく必要があります。成熟社会を迎える中で、直面する課題を解決することができるのは「知識」とそれを組み合わせて生み出す「新しい知」であり、その基盤となる「高等教育」が鍵となります。富山大学では2020年度からデータサイエンス教育の全学必修化と企業等との連携推進、熊本大学との連携による先進軽金属材料国際研究機構の立ち上げなど、高度人材育成を図り、日本の産業と科学技術の発展に貢献しております。また新たな創薬への取組や、未病研究など、常に新しいことにもチャレンジしており、「おもしろい大学」を目指しています。 本学が立地する富山県は、素晴らしい自然環境や農林水産資源、伝統ある歴史?文化、卓越した産業活動力など、豊かさと幸せを強く感じることのできる場所です。富山大学はこれからも、富山県における地域活性化の中核的拠点としての役割を担いながら、時代の課題に応える先端的研究を推進し、新しい業績や情報を社会に発信する役割を果たして参ります。学内外関係者の皆様にも、引き続きご指導ご支援頂けますようお願い致します。地域?世界で活躍する「人」の力を育む富山大学を目指す。学長 齋藤 滋2学長挨拶Outline of University of Toyama 2021

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る