理学部案内2025スペクトラをご覧いただきどうもありがとうございます。 富山大学は、昭和24(1949)年、文理学部、教育学部、薬学部、工学部の4学部からなる大学として発足しました。そして、本理学部は、昭和52(1977)年に文理学部から独立して設置されました。その後、昭和53(1978)年からは大学院理学研究科修士課程も設置され、平成10(1998)年には、その修士課程の発展改組により、新たに大学院理工学研究科博士前期課程、後期課程が設置され、現在の学部から大学院にかけての教育研究体制が築かれました。本理学部は、竞彩足球app下载5(2023)年度まで数学、物理学、化学、生物学、自然環境科学の5学科から構成されていました。しかしながら、今日、デジタルトランスフォーメーションやグリーントランスフォーメーションによる産業構造の変化や環境問題の解決など自然科学の諸分野の幅広い知識が求められる新時代に突入しました。そこで、様々な状況に対応して判断し行動できる能力など新たな問題解決能力を持った人材の育成のため、竞彩足球app下载6(2024)年度より1学科6プログラム(数学プログラム、数理情報学プログラム、物理学プログラム、化学プログラム、生物科学プログラム、自然環境科学プログラム)より構成される理学部理学科に改組されました。新たな理学部では、理学の基礎学力と専門的知識を基盤として、分野横断的な知識やデータサイエンスを駆使して幅広い視点から課題解決できる力を培う教育を行います。さらに各プログラムには国際コースを設置して、海外研修などを通して語学力と国際性を身につけて世界的視野でグローバルに活躍できる人材も育成します。この新たな枠組みの下で、入学後、学生の皆さんはまず、幅広い知識と豊かな人間性を育むための教養教育と各プログラムの特色ある基礎的な専門教育を受けます。その後、1年次終了時に6つのプログラムから最も興味のあるプログラムを選択し、さらに専門教育を受けていきます。大学4年間の集大成として、4年次では卒業研究に取り組み、未知なる自然のしくみの謎を解き明かす研究?探求活動などを通して、課題を解決する総合的能力を養います。1年間の卒業研究で飽き足らない場合には大学院博士前期課程および博士後期課程に進学してさらに理学の真理を極めることもできます。理学とは、自然のしくみを作り上げている原理や法則を究めていく学問であることは言うまでもありません。理学は、また、工学、医学、薬学、農水産学、社会科学などの応用的学問の基礎となる学問でもあります。そのため、理学を学ぶ学生の皆さんは、卒業?修了後の実社会の幅広い分野において活躍できる、適応能力の高い人材となることができます。理学部案内2025スペクトラには、立山連峰や富山湾など雄大かつ豊かな自然環境を望みながら展開している本理学部の教育と研究の概要がまとめてあります。高校生の皆様の受験の参考になれば幸いです。また、地域の皆様には新たな本理学部の教員や学生の活動状況をご覧いただけましたら幸いです。昭和24(1949)年: 文理学部、教育学部、薬学部、工学部の4学部からなる大学として発足昭和52(1977)年: 文理学部から独立して理学部を設置昭和53(1978)年: 大学院理学研究科修士課程を設置平成10(1998)年: 改組により、大学院理工学研究科博士前期課程、後期課程を設置平成18(2006)年: 改組により、大学院理工学教育部、大学院生命融合科学教育部を設置竞彩足球app下载4(2022)年: 生物圏環境科学科を自然環境科学科に名称変更 改組により、大学院理工学研究科、持続可能社会創成学環、医薬理工学環を設置理学部入学者受入れの方針01理学部では、次のような入学者を求めます。?自然科学を学ぶために必要な基礎知識、論理的思考力、理解力、表現力のある人?自然界の多彩な現象に強い好奇心を持ち、自然科学を広く学ぶ意欲のある人?未知の問題を主体的に解明する、旺盛な探究心のある人?自然科学の領域から、地域社会や国際社会に貢献したい人?自然科学の知識に加え英語能力を身に付けて、様々な分野で幅広く活用したい人理学部長 松田 恒平 MATSUDA, Kouhei富山大学理学部 沿革入学者受入れの方針(アドミッション?ポリシー)【求める学生像】富山大学理学部へようこそ!!
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