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本学附属病院と三晶MEC株式会社との共同開発による検査用装置が「第50回(2024年度)発明大賞」において考案功労賞を受賞

富山大学学術研究部医学系 平林健一教授と、富山大学附属病院 病理部 臨床検査技師長 田近洋介による研究グループならびに三晶MEC株式会社(富山県滑川市中新1029-1、代表取締役:一色 勝彦)は、富山大学研究推進機構学術研究?産学連携本部の共同研究制度を活用し、病理組織固定用ホルマリン容器(※)の無暴露化品の開発に成功しました。
この開発成果が高く評価され、公益財団法人日本発明振興協会および日刊工業新聞社が主催する「第50回(2024年度)発明大賞」において、「考案功労賞」を受賞しました。

本開発では、従来の容器で課題とされていた液漏れやホルマリン曝露のリスク、取り扱い時の安全性、識別のしづらさなどを多面的に改善し、現場での安全性?操作性?実用性を高めた構造が高く評価されました。
この容器は、病理検体を安全かつ確実に固定?搬送できる設計となっており、特に医療従事者のホルマリン暴露リスクを低減する点が大きな特徴です。

今後は、さらなる改良や製品化?実装に向けて、医療現場への展開を進めてまいります。

ホルマリンは病理検査等において検体固定に用いられるが、発がん性があることから安全な取り扱いが課題となっている。

発明大賞について

「発明大賞」は1971年に創設された、日本全国の優れた発明?工夫?技術改善を表彰する制度です。産業の振興と創意工夫の奨励を目的としており、公益財団法人日本発明振興協会と日刊工業新聞社が主催。毎年、企業?個人?団体など幅広い分野からの応募により、優秀な開発成果が表彰されます。