学術研究部医学系神経精神医学講座の笹林大樹助教(診療講師)が第11回日本統合失調症学会学術賞(医学分野)を受賞
学術研究部医学系神経精神医学講座の笹林大樹助教(診療講師)が、第11回日本統合失調症学会学術賞(医学分野)を受賞しました。日本統合失調症学会学術賞は、統合失調症研究で優れた業績を上げている若手研究者を顕彰することを目的に、日本統合失調症学会により2010年に創設されました。
表彰業績は「脳構造指標に基づいた精神病性障害の発症予測:国内多施設共同研究」です。笹林助教は、国内4施設において収集したMRIデータを用いて、統合失調症の発症高リスク群の脳形態特徴に関する複数の優れた研究成果をBiological Psychiatryなどの一流誌に公表しており、これらの研究は統合失調症の発症機序解明や発症予測法の開発につながることが期待されます。