富山大学和漢医薬学総合研究所が産官学連携部門啓蒙セミナーを開催
富山大学和漢医薬学総合研究所では、3月12日、オンライン形式で産官学連携部門啓もうセミナーを開催し、和漢医薬学総合研究所所属教員等15名が参加しました。
はじめに小松所長より、本セミナーは、「いかにして研究成果を産業応用へ結実させるか」の命題のもと、研究所教員の意識向上を図ることを目的として、本研究所の産官学連携部門が企画した旨の紹介がありました。次に、産官学連携部門の小泉教授より、自身のベンチャー起業の経緯と現状の問題点が報告されました。その後、招待講師の、アカデミア発の研究成果の社会実装支援として創業に関する企画?研究?コンサルティング業務等を行っている株式会社リバネスの髙橋 修一郎 代表取締役社長COOに『研究者ひとりひとりの「熱」が新たなビジネスを生み出す~研究者集団リバネスの取り組み~』と題して講演いただきました。その中で、リバネス社の支援を受けた研究者によるベンチャー起業の実例及びリバネス社が有する企業とアカデミアの共同研究を促進する仕組みの紹介がありまた。
本セミナーが、和漢医薬学総合研究所における研究成果の産業応用への結実、企業との共同研究の実施及び若手研究者の研究意欲向上につながる事が期待されます。