グローバル研究者形成拠点オープニングセレモニー&レセプションを開催
2024年11月26日に、本学理学部多目的ホールにおいて、グローバル研究者形成拠点(英語表記:Center Initiative for Training International Researchers 、略称:CITIR)オープニングセレモニーが行われました。
富山大学は、学長のリーダーシップの下、本学の強み?特色のある世界トップレベル研究の推進を目的にセンターの整備を進め、各領域の研究基盤を形成してきました。
次のステージとして、国際的な研究者交流の活性化と国際共同研究の増加を目指して、本年度、本学の研究推進機構と国際機構をつなぎ、本学のグローバル化の促進を目指すCITIRを設置し、今年6月にチーフ?ディレクターとしてIshwar Singh Parhar特別研究教授が着任しました。
CITIRは、海外研究機関が強みとする研究領域等の調査?分析、国際共同研究?国際研究プロジェクトの企画立案、グローバル研究者のリクルートやCITIR研究室における若手研究者の育成を主たる機能とし、国内外での活動を進めており、今回、オープニングセレモニーを開催しました。
オープニングセレモニーには、アフリカ各国の駐日大使館関係者をはじめ、モナッシュ大学マレーシア校及び筑波大学の国内外の教育研究機関関係者、富山県や企業関係者等、約20名が出席し、学内からは各部局長をはじめとした研究者、大学院生及び学部生の約80名が出席しました。
齋藤滋学長から、開会のあいさつの中で、CITIRの目的などについて紹介があった後、本学のグローバル化を進めていきたい旨を熱く訴えました。その後、CITIRのウェブサイトのお披露目がありました。
Ishwar Singh Parharチーフ?ディレクターからCITIRの機能や効果について紹介があり、サマースクールやダブルディグリー?プログラム等の計画等の具体を盛り込んだ説明がありました。
それらを踏まえて、出席者から、CITIRの強みや研究者交流の具体等について質問があり、活発な意見が交わされました。
オープニングセレモニーの最後に、池田真行副学長?国際担当理事から、CITIRは、本学理学部内にCITIR専用の研究室を有しており、サマースクールなどの若手研究者の育成のための設備や体制が十分に整っていることについて紹介があり、セレモニー後の見学を促しました。
オープニングセレモニーの後、Open Cafe AZAMIにおいて、レセプション及びテーブルトークを開催しました。齋藤滋学長、池田真行副学長?国際担当理事、Ishwar Singh Parharチーフ?ディレクターを囲みながら、今後の活動等の意見交換やCITIRとの連携を模索している部局からの相談等で活発な研究者間の交流が行われました。
今後、CITIRを中心に本学のグローバル化の進展が期待されます。