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UiTノルウェー北極大学との交流プログラム 「ワークショップ イン Toyama」を実施

 6月11日、大学間交流協定締結校であるUiTノルウェー北極大学から、7名の大学院生と3名の教員が来学し、本学理学部生や理工学教育部大学院生らが共に参加する「ワークショップ イン Toyama」が竞彩足球app下载理学部棟C104室にて開催されました。このワークショップは、本学理学部生物圏環境科学科や国立民族学博物館、そして国立極地研究所からの支援のもと、研究推進機構極東地域研究センターが企画、実施しました。
 ワークショップでは、午前の講演、午後のグループディスカッションを通して日本や富山の山岳生態系についてその機能や多様性を学ぶと同時に、北東アジアにおける森林資源の持続的な利用について、両国の比較を通じて考えていきました。
 ワークショップとは、「体験型講座」とも訳され、参加者が能動的に課題に取り組む問題解決手法の一つです。午後のグループディスカッションでは日本とノルウェー両国の学生がペアとなって与えられたそれぞれの課題について議論を行い、スライドによる報告が行われました。普段は英語を話す機会が少ない本学の学生は、ファシリテータとなった教員によるサポートを受け、議論を繰り返すうちに、ノルウェーの学生との心の距離を縮め、お互いが協力し合って素晴らしい報告となりました。
 国際化が進む中、英語をコミュニケーションツールにしながら、お互いの文化を理解した上で、深刻化する様々な問題に関わる必要性は増しています。今回のワークショップには、共通課題への理解に加え、教育の国際化を実践する上でのヒントがありました。学生や教員の双方にメリットがあるこのような取組を、今後も継続し、発展させることが望まれます。

ワークショップの前週に開催された立山での野外実習(JANATEX)

ワークショップ後半に実施されたグループディスカッション

ワークショップを終え笑顔の参加者たち