齋藤学長が西ボヘミア大学及びチェコ科学アカデミーを表敬訪問
2023年10月24日から29日の間、齋藤滋富山大学長、松田健二都市デザイン学部教授、畑田圭介理学部准教授ほか学生1名及び本学職員2名は、大学間学術交流協定の締結、富山大学リエゾンプロフェッサーの委嘱、富山大学リエゾンオフィスの開所及びリエゾンプロフェッサー?アセンブリの開催を目的にチェコ共和国西ボヘミア大学及びチェコ科学アカデミーを訪問しました。
西ボヘミア大学は、1991年に設立された国立大学であり、9学部2研究所で構成され、学生約11,000人が在籍しています。本学理学部と西ボヘミア大学新技術研究センターは、2019年に部局間学術交流協定を締結し、学生交流を行ってきました。
今回、齋藤学長は、Miroslav Lávi?ka学長を表敬訪問し、学生交流の全学的な展開等を目的として、西ボヘミア大学と大学間学術交流協定を締結しました。今後の両大学間での学生交流や共同研究の促進等について活発に意見交換を交わしました。
表敬訪問の後には、現代美術の研究等を行っている西ボヘミア大学Ladislav Sutnar Faculty of Design and Artを見学しました。学生が各々創作や議論を交わす活気あふれる雰囲気の中、齋藤学長は、Vojtěch Aubrecht学部長からの説明を熱心に聞き入りました。
その後、齋藤学長は、西ボヘミア大学新技術研究センターを訪問し、Ján Minár先進材料研究チームリーダーに富山大学リエゾンプロフェッサー委嘱状を交付し、続けて、Ján Minárチームリーダーの研究室に、今後の国際交流拠点となる、富山大学リエゾンオフィスを開所しました。Ján Minárチームリーダーは、「大変光栄なことである。頑張っていきたい。」と笑顔で話されていました。今後、学生の派遣受入や共同研究等のさらなる促進に向けた役割が期待されます。
?翌10月27日、齋藤学長一行は、チェコ科学アカデミーを訪問しました。
チェコ科学アカデミーは1784年に設立された国立研究機関であり、3部門54研究機関で構成され、約4,000人の研究者が在籍しています。本学工学部とチェコ科学アカデミー科学機器研究所は、2003年に部局間学術交流協定を締結し、共同研究等を行ってきました。
今回、齋藤学長は、Eva Za?ímalová総裁を表敬訪問し、全学的な共同研究の展開や研究者の派遣受入等を目的として、チェコ科学アカデミーと大学間学術交流協定を締結しました。
その後、齋藤学長は、Ilona Müllerová副総裁及び?árka Mikmeková科学機器研究所顕微鏡学グループ長に富山大学リエゾンプロフェッサー委嘱状を交付し、続けて、Ilona Müllerová副総裁執務室に富山大学リエゾンオフィスを開所しました。Ilona Müllerová副総裁及び?árka Mikmekováグループ長は、「光栄なことで、引き続き、富山大学と協力していきたい。」旨の抱負を述べられました。
続いて、竞彩足球app下载5年度富山大学リエゾンプロフェッサー?アセンブリをチェコ科学アカデミーにおいて開催しました。チェコ科学アカデミーからはIlona Müllerová副総裁、?árka Mikmekováグループ長、Dr. Alberto Marmodoro物理学研究所研究員が参加されたほか、在チェコ共和国日本国大使館から東海林参事官が参加されました。本学からは齋藤学長、松田教授、畑田准教授、理学部学生1名及び職員2名が参加しました。同アセンブリでは、リエゾンプロフェッサーが所属するチェコ科学アカデミー及び同アカデミー科学機器研究所の紹介とこれまでの交流について講演が行われ、今後の交流活動について意見交換が行われました。
今後、本学リエゾンプロフェッサーからの協力及び本学リエゾンオフィスの活用により、西ボヘミア大学及びチェコ科学アカデミーとは、さらなる交流の発展が期待されます。