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第33回富山大学和漢医薬学総合研究所民族薬物資料館を一般公開

 10月21日(日)に和漢医薬学総合研究所民族薬物資料館を一般公開しました。今回の一般公開は、杉谷キャンパスで開催された医薬祭に合わせて実施しました。
 民族薬物資料館には、50年余にわたる国内外の調査で蒐集した漢方医学、中国医学及びインド医学で用いられる貴重な生薬を中心とした約30,000点の生薬標本が保存?展示されています。一般公開当日は、110名が来館し、担当教員が生薬の産地や効能等を解説しながら館内を案内しました。訪れた人達は、実際に標本の香りや手触りを確かめるなど生薬や漢方薬を興味深く体験しました。
 また、特別展示「生薬とその環境-近年50年の変遷-」及び特別講演「生薬の流通の現状と変遷について」が行われ、参加者は、生薬の品質に影響を及ぼす原料の育成環境、栽培状況、資源譲渡や安定供給に対する理解を深め、大変好評でした。

特別講演「生薬の流通の現状と変遷について」